2023年7月6日、石垣市役所にて運営協議会が行われました。運営協議会は、運営6機関の長らが一堂に会し、天文台をより良い形で運営してゆくためのさまざまな取り決めを行う場で、年に一度開催されています。今年度はコロナ禍前以来の4年ぶりに対面を主とするハイブリッド開催となりました。
常田国立天文台長を議長として議事が進められ、嶋田市長代理による開会の挨拶では「石垣市民の天文天体への興味関心の高まりに石垣島天文台およびVERA石垣島局の存在が大きく貢献している」ことについて言及されました。協議会では始終活発に議論が交わされ、2026年の石垣島天文台20周年に向けた運営方針などが決議されました。﨑山石垣市教育長による閉会の挨拶では、「多様な意見交換や取り決めができ大変有意義だった。20周年となる3年後には、例えば今の中学生が高校生になる。若い世代のための教育や研究の場となっていければ」と締め括られました。
<2022年度6月〜2023年度6月の主な石垣島天文台の出来事や活動>
むりかぶし望遠鏡を用いた研究成果 (Hasegawa et al.) (2022/10)