12月20日の明け方、石垣島天文台で今季初となる南十字星を撮影しました。
南十字星の季節の到来を告げる画像を「南十字星モニター」で撮影することに成功しました(*)。画像には、明け方の薄明の中で雲間から見える「みなみじゅうじ座」の4つの星が写っています。
石垣島は北緯24度の位置にあり、12月から6月にかけての約半年間、南十字星を見ることができる地域にあります。2019年7月に石垣市の「市星」に制定されたことを機に、石垣島天文台ではより多くの方々に南十字星に親しんでもらえるように、モニターサイトを設置しました。
南十字星モニターのウェブページには、南の空の画像とともに、出入り時刻、10日おきの南中時刻、過去の画像や撮影情報などが掲載されています。
これからの南十字星の観察や撮影に是非ご活用ください。
*石垣島天文台での過去4年のシーズン初撮影日は2021年:12月11日、2020年: 12月19日、2019年: 12月15日、2018年: 12月20日となっています。
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