2022年7月13日の21時頃、月の光によってできる虹「月虹(げっこう)」を撮影しました。月虹は昼間に太陽の光が作り出す虹と同じように、大気中の水滴に月の光が屈折・反射することで現れます。石垣島ではこの日、満月近くの明るい月が南東の方角からのぼりました。21時頃に石垣島天文台付近を通過したにわか雨によって北西の空に月虹が現れ、淡い輝きは15分ほど見えていました。
石垣島天文台で月虹が撮影されたのは2016年10月以来約6年ぶりです。今回は静止画だけでなく、高感度での動画撮影も行いました。
※月虹の大きさや明るさは、月の高度や明るさ、大気の状況などに関係しています。
[撮影情報] 静止画
撮影日時:2022年7月13日 21時5分 [JST]
カメラ:Nikon D600(ISO:100, 露出時間:30秒)
レンズ:Nikon 16mm (絞り:F2.8)
撮影:花山秀和, 撮影場所:石垣島天文台
[撮影情報] 動画
撮影日時:2022年7月13日 21時8分 [JST]
カメラ:Nikon D5(ISO:H1.0 [204800], 露出時間:1/25秒)
レンズ:Nikon 14mm(絞り:F2.8)
撮影:花山秀和, 撮影場所:石垣島天文台
<参考リンク> 南国の夜に架かる虹