今季初の南十字星を撮影しました

 石垣島天文台では12月19日の朝、今季初となる南十字星を撮影することができました。

2020年12月19日の画像 (タイムラプス映像はこちらをクリック)
※南十字星の位置をわかりやすくするために画像に十字線を入れています

 上の画像は2020年1月から公開されている「南十字星モニター」で撮影されたもので、南十字星が見える季節が到来したことを伝えるものです。

 南十字星モニター

 石垣島は北緯24度、国内で南十字星(みなみじゅうじ座)を見ることができる地域の一つです。星座の十字を形作る4つの星すべてが見える期間は毎年12月頃から6月頃までで、南の空の水平線付近に現れます。石垣市では2019年7月10日に新たなシンボル「市の星」に南十字星が制定されています。

 南十字星モニターのウェブページには、石垣島天文台から撮影した南の空の画像が3分おきに表示され、特に南十字星が見える時間帯には1分おきに画像が表示されるようになっています。また、過去の画像を動画(タイムラプス映像)にまとめ、2週間分見ることができるようになっています。

 南十字星の観察や撮影に是非ご活用ください。

2020年12月19日の南十字星の画像(拡大版)
※星の位置をわかりやすくするために線を入れています

<参考リンク> 南十字星モニターを公開しました